5人が本棚に入れています
本棚に追加
お茶会に少し近づいてみる。
やっと人の顔が判別できるくらいまで近づいたとき、思わずあっと声を出しそうになる。
三人の人のうち一人が見知った人物に酷似していたからだ。
その相手がこちらに気付いた。
「あれ?有栖川じゃん」
ビンゴ。
酷似とかじゃなくてどうやら本人らしい。
「もしかして…三ッ木君…?」
「あったりまえじゃん。もしかして忘れちゃった?」
忘れるわけないじゃないですか。
同じ委員会で私に仕事押し付けてサボってばっかりのクラスメートの顔など!!!
最初のコメントを投稿しよう!