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ナレーター
「一方、こちらは山の奥にある古い旅館。 三人が向かってる目的地であるこの旅館の前に一人の男が立っていた」
祐樹
「ここが招待状に書いてあった旅館か…」
ナレーター
「お化けでも出そうな雰囲気の旅館に男は身体を震わせキョロキョロと辺りを見回しながらゆっくりと旅館に入って行く」
拓真
「…邪魔だ」
ナレーター
「恐る恐る旅館に入っていく男の後ろからまた別の男が入って来ればキツい口調で告げ男を突き飛ばした」
祐樹
「いったーっい!!」
ナレーター
「突き飛ばされた拍子に壁に激突してしまったのかぶつけた頭を押さえながらも自分を突き飛ばした男を睨み付けた」
祐樹
「何すんのっ!」
拓真
「邪魔な障害物を退けただけだが文句でもあんのか?」
ナレーター
「バチバチと火花を散らしながら睨み合ってる二人だが突き飛ばされた男の方が見たらわかるほどに圧されている」
理穂
「そこで何をしているのですか?」
ナレーター
「まるでライオンと子猫のような様子の二人を見て耐えられなくなったのか女の人が現れた」
拓真
「お前に関係ないだろ」
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