月ノナイ夜
12/13
読書設定
目次
前へ
/
126ページ
次へ
そう言って立ち去る小さな背中に、ベレトは一つ息を吐いた。 誘拐事件が人間の仕業か、それとも悪魔の仕業かを判断する為、彼女はメイドとして潜入したのだ。それはよく解っている。 ……だが、解っていても『自分の』イリーが他の者に仕えるのは複雑で。 そんなベレトの葛藤を、天然なくせに鋭いところがある彼女は気づいていたのだろう。
/
126ページ
最初のコメントを投稿しよう!
86人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
571(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!