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「とにかく、私はエッチが大好きなの。だから、達也の初めてくらいちょうだいよ。」
あげるから、あげるから普通にしようよ。
「もし・・・もし俺が童貞じゃなかったら付き合っていたか？」
気をまぎらわせるために、俺はリエに聞いてみた。
「うーん。付き合っていたと思うよ。だから、全て話したの。達也に隠し事したくないし、嘘をつきたくないもん。
達也が童貞だろうとなかろうと、今は達也が好きなの。」
「あのな、さっきから童貞、童貞って言わないでくれる。恥ずかしいからさ。」
「本当の事なんでしょ。」
「そりゃあそうだけど・・・。」
「ならいいじゃない。それに今から経験するんだから。
私に任せなさい。気持ちよくしてあげるから。」
「だったら普通にしようよ。最初は普通がいい。」
「普通がいいって。これも普通でしょうが。」
これのどこが普通だよ、言いかけて俺は止めた。
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