小説家は微笑む

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朝の会が始まり、何事もなく終了した。 その次は、講堂で校長先生のなが~い話しがあって、終業式も終わった。 後は学活で通知表が渡される。 あっという間に学校が終わり、部活に所属していない俺はミーティングなんかもなく、さっさと下校していた。 「ヒロー、友人を置いて下校するなんてひどいぜー。」 「・・・お前、バド部、ミーティングあったんじゃないのか。」 「先生出張で来れないから、先輩に頼んで抜けさせてもらった。」 「いいのか、そんなことして?」 「先輩の弱み握ってますから。」 「この悪魔。」 「小悪魔って呼べ。」 俺も弱み握られてるからなぁ~。
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