悪魔との別れ

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俺には大嫌いな幼なじみが居ました。 彼女は俺に対して今まで酷い事を散々してきました。 彼女との出会いは幼稚園の頃でした……。 それは俺が今住んでいる家に引っ越して来たばかりの時でした。 「凌君 今からお母さんと一緒にお隣さんへ挨拶に行こうね~」 「わかった」 とりあえずこの時の俺は引っ越したばっかりで、外に出れるというだけで胸が踊る気持ちでいっぱいでした。 俺は母さんと一緒に右隣にある『金沢』と標識のある家へ挨拶に行きました。 「行くわよ凌君」 母さんがそう言うと手を伸ばし人差し指でインターホンを押しました。 すると中からは若い女の人と女の子が出て来ました。 これが俺と女の子の出会いでした。
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