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川のすぐ横になにか黒い影を見つけたので近づいて行く。
近づくにつれそれの形がわかってくる。
「人！？」
川のすぐ横に仰向けに少年が倒れている。
それを見つけたギルドマスターはその少年の元へ駆ける。
「…………気絶をしていますが命に別状は無いみたいですね」
服は濡れており体がかなり冷えている、さらには顔色も少し悪い。
「黒い髪、黒い目とは珍しい」
そう、倒れていた少年は秋羅だった。
「どうしてこんな所に人が……」
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