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ここに人がいるのはとても不思議なことだった。
この森の周りには村や町なんて物はなく、普段は人を見ることもないくらいであった。
さらに、ここには弱いが魔物もいるため一般人はよりつかない。
逆に魔法使いでギルドの任務で来ていたとしても、ここの魔物やられる人はそういない。
なので川に飛び込んで逃げた様子の少年はとても不思議な存在だった。
「とりあえずギルドまで運びましょうか」
そう言うとギルドマスターは秋羅の体に手を触れて『転移』と唱えた。
すると先ほどと同じように青い光が辺りを照らし、その場に人はいなくなっていた。
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