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※ここから秋羅の視点に変わります。
――ギルドの医務室
「…………ん?ここはどこだ?」
目を開けるとそこには木で出来た天井が見えた。
体を起こして周りを見てみるが、そこには様々な薬品や書類が立て掛けてある本棚がある部屋だった。
――病院?
本棚の隣にあった扉が開いて女性が入って来た。
「目覚めましたか、体調はどうですか?」
部屋に入ってきた女性はかなりの美人だった。
背は高く髪は腰の高さまであり青色で、瞳は金色でおっとりとした顔だ。
「大丈夫です……あなたは誰ですか」
俺は半ばぼーっとしながら聞く。
「あぁ、まだ自己紹介してませんでしたね、私の名前はセフィア=フロスト、この町でギルドマスターをしています」
ギルドってなんだ?
良く分からないが名乗られたら名乗らないと失礼と思い、とりあえず自己紹介をすることにした。
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