私はガキ大将。

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恵美子はその後、先生にこっぴどく叱られたが、まったくけろっとしていた。 「何回目!?あれほどサボってはダメって言ったのに…」 先生がきつく叱る中ぼーっと先生を恵美子は見ていた。 「…」 「ーーーはぁはぁ…わかりましたかっ!?」 「…まあ。」 先生が去った後、恵美子は耳に付けていたあるモノを外した。 「えみちゃん、それなーに~?」 恵美子に興味津々に友人の奈々が話してきた。 「耳栓。うるさい話をシャットアウトするのに便利よ。まあ見計らうのにはそれなりの技術がいるわ。」 おい、そこの悪い子代表。何、友人に悪い事を教える。先生がかわいそうだろ。 あの兄にしてこの子ありだ(-.-;)  
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