《2》

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今日は3人で遊園地に来た。 笑と付き合い始めた頃は、眠るのも、手を繋ぐのも、俺と笑の間じゃないと嫌がっていた笑輝も随分と成長した。 今では恥ずかしがって、手も繋いでくれない。 これが“成長”なんだな… 寂しいと感じる親心。 でも、それと同時に、これからどうやって大きくなるのか楽しみになる。 今日も、遊園地で手を繋ぐのを嫌がる笑輝。 俺はソッと笑の手を取る。 「寂しくなった?」 笑の優しい声。 「大丈夫。…だって笑がずっと繋いでてくれるだろ?」 たくさんの乗り物に瞳を輝かせて、前をスタスタ歩く笑輝を見守りながら、笑と繋いだ手をきつく握る。
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