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「あーーっ!またお父さんと笑ちゃん、手繋いでる!」
そんな俺達を見て、ニヤニヤ笑いながら叫ぶ笑輝。
こんな光景、何度目だろう…
笑が俺達の家に帰ってきた時から、俺は笑輝に話して聞かせている。
“お父さんは笑が大好きなんだ”
“ずっと一緒に居たいんだ”って。
いつか笑輝にも、この言葉の意味が分かる時が来るだろう。
これは“男と男”としての話。
「笑輝も来いよ。」
「僕、もう手繋がなくても歩ける!
それより早くアレ乗ろう!」
アッチへコッチへ引っ張られ、たくさんの乗り物に乗る。
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