出会い

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 しばらく動かないでいると、関節が金色のMSが近づいてきた。 ?「こちらはキラ・ヤマト。そちらの所属を教えて下さい。」  ロアはヤキン・ドゥーエ、レクイエムでの戦争の英雄が目の前にいる事に驚きながら言った。 ロア「僕は高校生です。どこにも所属していません。」 キラ「えっ!何故、高校生がMSに乗っているんですか?」  ロアが理由を説明しようとした時、クロサスが言った。 クロサス「そういえば忘れていたけど、僕の声は君にしか聞こえない。あと、僕の事は誰にも喋らないで欲しい。」 ロア「えっ!そうだったのか!ずっと外にも聞こえていたと思ってた……君の事は誰にも喋らないって誓う。」 クロサス「ありがとう。そうだ!キラって人の問いかけに早く答えてあげて!」  ロアはキラに言った。 ロア「このコロニーに黒いMSが入ってきて、爆撃し始めたので、近くの建物に逃げ込んだんです。そしたら、そこにMSがいて、またそこに黒いMSが近づいてきてたのでこのMSに乗り込んで、戦いました。」 キラはしばらく黙ったあと、明るく言った。 キラ「分かりました。まずは、エターナルに着艦して下さい。」  ロアはキラの誘導に従って、エターナルに着艦した。  ロアがコックピットから降りると、キラが待っていた。 キラ「ようこそ。エターナルへ。まぁ色々な話は別の所でしようか。」  キラはそう言うとブリーフィングルームにロアを連れていった。  ロアが中に入るとそこには、艦長のバルトフェルドがいた。
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