m(__)mはじめまして王子様

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  「ページョ、皆さんにご挨拶を。」 窓際に張り付いていたもう一人を呼び寄せる王子。 呼ばれた人物は小走りに王子のそばに立った。 王子と同じぐらいの背格好で仔リスのようなつぶらな瞳がまっすぐに向けられる。 「召使いのページョです。僕と同じで城から出たことが無いので、よろしくご指導ください。」 そう紹介された青年はぺこりと頭を下げた。 「いいよ、戻って。」 なれない環境に不安そうな視線を王子に戻した召使いは、許可をもらうとすぐに窓際に行ってしまう。 「あと、無理を承知でお願いしたいのですが、どなたかお一人お世話役をお願いしたいのですが。」 優しげな眼差しを細めてすまなそうに口を開いた王子に、上司が簡単に頷く。 「伺っております。24時間体勢で任務に当たらせますので、ご用はこのチョン・ユノにお申し付けください。」  
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