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ゆっくりと歩いていたが、 もう少しで彼女の家に着く距離。 まなみ「そういえば、私もね気になることがあったの、」 アゴに手を当て考えながら話す まなみ「あの女の子のアダ名がメガネザルで、 メガネザルが眼鏡を掛ける…」 タカ「それがどうしたの?」 まなみ「アダ名がメガネザル、 メガネザルが眼鏡を掛ける…」 タカ「何に引っ掛かってるの?」 タカは悩み続けるまなみの頭を揺らした まなみ「ん~ちょっとやめて! 今、真剣に考えてるんだから」 頬を膨らませるまなみ まなみ「誰かに似てるんだょね~… メガネザル~メガネザル~眼鏡~… メガネ~メガネ~メガネ~… ハッ!?タカと似ているんだょ!!」 まなみは跳び跳ねて喜んでいる タカ「何が似てるの?」 嫌な予想をしながらも、 恐る恐る聞いた まなみ「なんかね雰囲気が似てるの!」 まなみは雰囲気だけでしか捉えていなかったが、 僕は気づいていた。 アダ名メガネザル、メガネザル、メガネ ↓↓↓↓ メガネザル、メガネザル、メガネ ↓↓↓↓ メガネ、メガネ、メガネ **************************** タカ ↓↓↓↓ メガネ(アダ名) 眼鏡(掛けている) メガネ(存在) ↓↓↓↓ メガネ、メガネ、メガネ まなみにとっての僕の学名は 『メガネ、メガネ、メガネ』
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