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「あぁ!?調査して来いって一体どういう事だよ?」
ある昼下がり、結野アナが天気を外さなくなって屋敷から帰って来た次の日にある男が現れた。
「だから…あの山崎を突き落とした建物を調査してきてもらいたいっつってんだろが!」
「おいおいふざけんなよヤニ野郎。いつの話?読者はな、そんなもんとっくに忘れてんだよ。いちいち掘り返した所で何があるって言うんだよ。」
「俺だっていちいちやってらんねぇよこんな事!!上から言われてるから仕方ねぇだろ!!」
机をバンッ!!と叩いて叫ぶ瞳孔が開きっぱなしの男…土方十四朗はイラつきながら続けて叫んだ。
「うちは今別件を扱ってて手が回せねぇ…だから直々に仕事の依頼に来てやってんだよ天パがっ!!」
「天パは関係ねぇだろマヨ野郎ォオ!!!」
「とにかく頼んだぞ。調査っても、中が異常じゃないか見てくるだけだから出来んだろが……ったく、テメーに仕事なんか頼むのゴメンなのによぉ…」
「おい、だったらあのストーカーゴリラにやらせろよ。どうせあいつメスゴリラん家にいるってわかってんだからよ。」
銀時の発言をも無視して一方的に頼んで土方は万事屋を後にするのを見て、頭を掻いて溜め息をついてから銀時は椅子に深く座ってサイフの中を覗いてみた。
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