2話

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取りあえ俺は保育園に電話をかけることにした 朝早いし、まだ誰もいないだろと思いながらかけたら、意外とすぐに繋がった 「おはようございます。桜丘保育園事務室です。」 「あのぉ、神崎の義弟ですけど。」 「あれ?裕菜くん?芭那だよ。」 電話に出たのは秦の実の姉の神崎 芭那(カンザキ ハナ)さんだった 「どうしたの?こんな朝早く。やっと神崎家に嫁入り?(笑)」 芭那さんは俺が秦のことを好きなことを知っている だから話をするたびに冷やかされる 「違いますよ。秦、熱があるみたいなんで今日はお休みします。」 「よく秦が休むなんて言ったわね。」 「言ってないですけど、凄い熱なんで仕事なんて手につくはずありませんよ。」 「そう、じゃあお大事にって伝えておいてね!」 「はい、わかりました。失礼します。」
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