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顔を赤くしながら家をあとにする
俺の名前は明石 優菜(アカシ ユウナ)
高校2年で5年前から秦と同居している
人々からはよく童顔などと言われる
「優菜!!おはよっス!!」
「うわっ!?」
後ろから勢いよく抱きつかれ、バランスを崩す
「朝からテンション高すぎなんだよお前は!」
「えへへ。よく言われる。」
親友の高橋 美波(タカハシ ミナミ)
小学校からの付き合いで、俺が言うのもあれだけどかなりのイケメンだと思う
学校にもファンクラブがあるくらいだ
「そう言えばさ、昨日お前が持ってきた秦さんのカレー美味かったよ!やっぱ秦さん料理上手いよな!!」
家でのご飯は基本秦の担当
今日持ってきた弁当も秦の手作りだ
「上手いけど度が過ぎるんだよ。ニンジンの形、星とかハートとかあったろ?」
「あったあった。」
「昔からあぁなんだよなぁ。俺のことガキとしかみてないというかさ…。」
「実際高校生だし、仕方ないんじゃね?」
「でもさぁ…。」
「ほーら、可愛い顔が台無しだぞ?スマイルスマイル!」
頬を摘まれたかと思うとみょーんと引っ張られる
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