1話

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顔を赤くしながら家をあとにする 俺の名前は明石 優菜(アカシ ユウナ) 高校2年で5年前から秦と同居している 人々からはよく童顔などと言われる 「優菜!!おはよっス!!」 「うわっ!?」 後ろから勢いよく抱きつかれ、バランスを崩す 「朝からテンション高すぎなんだよお前は!」 「えへへ。よく言われる。」 親友の高橋 美波(タカハシ ミナミ) 小学校からの付き合いで、俺が言うのもあれだけどかなりのイケメンだと思う 学校にもファンクラブがあるくらいだ 「そう言えばさ、昨日お前が持ってきた秦さんのカレー美味かったよ!やっぱ秦さん料理上手いよな!!」 家でのご飯は基本秦の担当 今日持ってきた弁当も秦の手作りだ 「上手いけど度が過ぎるんだよ。ニンジンの形、星とかハートとかあったろ?」 「あったあった。」 「昔からあぁなんだよなぁ。俺のことガキとしかみてないというかさ…。」 「実際高校生だし、仕方ないんじゃね?」 「でもさぁ…。」 「ほーら、可愛い顔が台無しだぞ?スマイルスマイル!」 頬を摘まれたかと思うとみょーんと引っ張られる
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