1話

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「失礼します。」 ノックして職員室に入ると中には高杉しかいなかった 「遅かったじゃん。何のためにホームルーム早く終わらせたと思ってんだよ!」 「んなこと言われたって、美波のファンの集いとやらに連行されたんだから仕方がないだろ!!」 毎週木曜日は美波のファンクラブのメンバーが集う日 当の本人は男ひとりは嫌だと駄々をこね、毎回俺を拉致するのだ 「ま、そんなことはどうでもいい。」 「どうでもいいのかよ…。あっ、もしかしてこの前のテスト1人だけ赤点だったとか!?」
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