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人間が疾走中の俺を狙い、
かつ的確に矢を投擲した。
これは ありえない事だ。
「アタシや。」
「は?」
突如 背後から幼い女の声が聴こえた。
振り向くとそこにはピンク色の髪をした小学生?くらいの女の子がいた。
いや、ギリギリ中学生かも知れない感じだが、そこはなんとも言えない。
「お前みたいなガキがですかぁ?嘘は寝て言え。
つかいつの間に…ッ…ほぐぁ!」
瞬間的に鳩尾に激痛が走る。
見るとガキの右拳が俺の鳩尾にジャストミートしてる。
「アタシ、姫川っていうんよ。宜しくね。」
姫川とか名乗ったガキは、ニコニコとしながら右拳を引く。
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