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後ろにいたのは、あの日本人形だった。
熱で溶けたはずが、直っていた。
人形「ヨクモ…イロイロヤッテクレタナ。オカエシダ!」
女「グゥゥゥッ!」
女の髪が伸びて人形に巻きつき、壁に叩きつけた!
女「人形の癖に生意気なんだよ!!あんたは、そこでくたばってろ!!」
人形は女に近付き、腕を掴むと、引きちぎった!
女「ギャァァァァァ!!」
断末魔の叫びを上げ、女は転げ回る。
人形「マダダ…オマエガコロシテキタヒトタチガ、オマエニフクシュウシタイソウダ!」
人形の周りに大勢の人がいた。首がない人、片腕がない人、全ての人が女につかみかかった。
女「ヒィッ…!止めろ離せっ!!」
人形「ムクイヲウケロ!!」
霊達が女の身体を…全方位に…引き裂いた!!
ブチャ!ゴキン!バキャ!!
女「ギィヤアアアアア!!!!」
女は首だけになりながらも、憎悪を込めた目で俺に襲って来た。
女「貴様だけは許さない!!」
ガシッ!!
人形が首を掴んだ。
人形「早く逃げなさい!」
人形の口調が、変わっていた。俺は言われたとうりに逃げた。
その後は、覚えていない。
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