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高田「これは神アレンジだった!まさか間奏部があんなに壮大になるなんてな!」
佐々木「それもそうだし、最後のトランペットが格好良かった!」
高田「あぁ!……でもさぁ……最初に酢パイが世に出てきた時には驚いたな。」
佐々木「デビュー曲発売日にいきなり『ミュージックステータス』に出演だもんな……。」
高田「あの、『タモ八』が司会を務める長寿音楽番組にいきなりな……。CDの売り上げも凄かったよな……982万枚だっけ?」
佐々木「あぁ、確かな。話題性だけじゃなくて、やっぱりセンスもあったよ。演奏技術こそ今とは比べ物にならないくらい平凡だったけど、後に『ロック界のコインロッカー』と呼ばれる事になるミドリィの才能の鱗片は確かにあった。」
高田「あのリフは誰も真似できないよな。いや、誰もやろうと思わないよな。」
佐々木「ホント、当時は驚かされたよ。」
ミドリィ「みんなぁぁ~!乗ってるかい!?」
客席「ざわ…ざわ…」
ミドリィ「1曲目はデビュー曲だったけど、次は一気に時間を超えてラストアルバム『さよ・おなら』から『疑心暗鬼ボンバー』を演奏するぜ!この曲はベースのメゾンが作った曲だ!メゾン!」
メゾン「皆さんこんにちは。メゾンです!」
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