つきまとう声

4/16
前へ
/90ページ
次へ
そう言った自分は当時乗っていたセドリックのエンジンをかけ、皆と別れた。 「…本当に何事も無くて良かった」 車内で必死に思い出すまいと違う事を考え、家へと帰った。 自分は自宅の裏にプレハブを立ててもらい、高、大学生の時はそこに住んでいた為、深夜に帰っても気兼ね無くくつろぐ事が出来た。 この日も深夜の帰宅でプレハブの鍵を開けソファーに座るといつの間にか深い眠りについていた。
/90ページ

最初のコメントを投稿しよう!

255人が本棚に入れています
本棚に追加