つきまとう声

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自分は突然の父親の来訪に何か違和感を感じていた。 ちなみに自分の父親は自営業の為、この時間まで家にいる事はそう珍しい事では無かった。 父親「お前、昨日は何時まで騒いでいたんだ」 普段はめったに怒らない父親が少しキツい口調で詰め寄って来た。 自分「何時って、まあいつもみたいに遅かったけど…、何かあった」 父親「何かあったじゃない。 近所の人にも言われたぞ。 明け方までプレハブの近くでお前達の話し声が聞こえて来てうるさかったと…」
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