255人が本棚に入れています
本棚に追加
時間はいつの間にか深夜0時を過ぎており、平日という事もあって峠へと向かう道路を走る車は自分達の2台しかいなかった。
…そのはずだった。
前を走るファミリアが左にウィンカーを光らせ、いよいよ峠へと入って行く。
続いてTが左折しようと同様に左のウィンカーをつけた。
その時であった。
自分「あれ、あの対向車…俺達と同じ方向へ行くみたいだね」
T 「…て言うより対向車が来てた事に今まで気づかなかったし」
自分「やっぱり…。
実は俺も気づかなかったよ」
T 「ナンバーが他県の○○ナンバーだし、この時間にこんな場所を走るなんて相当な走り屋かもね」
最初のコメントを投稿しよう!