コックリさん

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自分「おお、さすがT、用意が良いじゃん。 じゃあ、消すよ」 自分は懐中電灯を持っている親友のTに笑いながら頷くとスイッチをオフにして電気を消した。 W 「おし、早速始めようぜ。 コックリさん、コックリさん、おいで下さい」 部屋の電気が消えるとWは隣に立つ友人と一緒に10円に指をあて、コックリさんを呼び出す為の呪文を口にし始めた。 友人「やっぱり何も起こらないね」 呪文を唱えてから少し経った後、友人が口を開く。 自分「まあ普通は何も起こらないんじゃない。 起きたら逆に怖いし」 T 「そうだよね。 じゃあ俺、お腹もすいたしそろそろ帰るよ」
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