コックリさん

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自分「…来たよ、帰さない…。 何だよ冗談でも気味が悪いな」 10円玉の指す言葉を続けて読んだ自分の背中に寒いものが走った。 その時だった。 先生「お前達、部屋を暗くして何をやってるんだ。 親も心配するし、テスト勉強もあるだろう。 早く帰りなさい」 突然部屋が明るくなり塾の先生が入って来た。 W 「何だよ先生、今良いところだったのにさあ。 はい、コックリさん終了~」 Wは先生にふざけたようにそう言うとコックリさんの紙を丸めてゴミ箱へと捨ててしまった。 通常コックリさんを終わりにする時は 『コックリさん、有難うございました。 お離れ下さい』 と言い紙を燃やすか48枚に破るかしないといけないと言われている。
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