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濃い霧がかかり前方が殆んど見えない状態の中、左急カーブを曲がり終えた自分の目にハザードランプを点滅させ左側に寄せて停車している先程のセダン車の姿が飛び込んで来た。
T 「あっ、さっきのセダン車だ。
きっとこの霧で運転するのが怖くなって止まっちゃったんじゃないかな」
自分「多分そうだね。
でも、あれだけAのファミリアを煽ってくれたんだ。
どんな運転手だか顔を見てやろうよ。
隣に寄せて少しゆっくり走ってくれるかい」
Aのファミリアへの煽り方が尋常では無かったので、少し頭に来ていた自分は普段はあまりする事の無い行動を口にしていた。
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