【断末魔】

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学校の外周ルートを歩いていると、ふと何かを感じた。 空間が歪曲するような… 『うわぁっ!?』 翔平が尻餅をつく。 『どうした!?』 『なんか、くにゃって感じが…』 比喩的な表現が違うが、俺と同じことを感じたらしい。 『え、お前もか!?』 敬が半信半疑で聞く。 『実は俺もなんだ。』 達也まで頷く。 これは、気の所為なんかじゃないと確信できた。 『陽介…お前はどうなんだ…?』 敬が恐る恐る聞いてくる。 『実は…俺も。』
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