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そして2日後―
「みんなそろったかー?
ちゃんと40人居るなー?
じゃあバスに乗れー!!」
佐々木(←担任)…
なんでそんなにテンション高いんだよ…
俺は泣きたいよ…
バスに乗るとどこも席が埋まっていた。
(やっば1人か…)
仕方なく前の方の席に行こうとしたとき―
「こっち空いてるで!!」
顔を向けると、野球部に入るつもりなのか坊主が手を振っていた。
(一人よりはましか…)
と思い、その席に向かう。
「ありがと。俺は宮崎勇人。よろしく。」
「おう。俺は林 諒汰。よろしくな。」
(話しやすい奴で良かった…)
最後の俺が席に着いたので、バスはゆっくり発車した。
バスの車内では近くの席に座っていた男子にウノに誘われたり、一緒にウノをしたメンバーとアドレスを交換したり―
なんだかんだ8人の友達を作れた俺だった。
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