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「本当ですか!?」
「ああ。君にはあっちの・・・あーなんだっけ?・・・何とか村の交番に移動してもらう。」
俺は片桐翼。最近県庁に近い警察署に見習いとしてきた。一ヶ月間の見習い期間は我ながら充実した物になったと思う。
そんな俺がなぜ・・・とか考えている内に、荷物と一緒に追い出されてしまった。
「なんで俺があんな場所・・・」
とぼとぼ歩きながら呟く。これから俺が飛ばされる村はあまりに小さすぎて、世間に認知されていない・・・そんな所だ。
「都会育ちがそんなとこに住めるかっつうの!」
カンッとポイ捨てしてあるアルミ缶を蹴ると、当たりどころが悪かったのか少し足の指が痺れた。
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