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「・・・まぁいいわ。息抜きになるでしょうし」
「だろ?オレナイス名案!」
「ドヤ顔すんな」
・・・・・・・・・
「はぁ?海?」
「そう。名案だろ?ナイスオレ名案!」
透水はとてもまぶしい笑顔で言い、八雲は呆れた。
八雲は自主参加クラスで夏期講習に参加していた。彩華も促した。
「まぁいいじゃない。たまには息抜きって感じで」
「まぁ別にいいんだけどさぁ、ここらで海ってどっかあったっけ?それに足は・・・あっ、足はいいや。あてがあるし。」
いいかけて八雲はひらめいた。
「海だったら、隣の三翼市(みつばさし)にビーチがあったと思うけど」
彩華がおぼろげに言う。
「ふーん、じゃあ割と近いわね。何人くらい?」
八雲の質問に透水が元気よく答える
「10人くらいでいこうぜ!!」
「くらいって・・・」
アバウトな透水に彩華が不安げに言う
「うーん、オレ、彩華、八雲でしょ?あとは男でかおるんとか天下とか、天堂は多分来ないよな、マジメだし。後は春宮とか誘ってみようぜ。あの娘ならノリもいいから来るって言うと思うし、ついでに守屋もついてくるぜ。あとは日本とか」
「OK、じゃあ私は今から足を手に入れるから」
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