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……………………………………………………………………… 「労咳…?」
『はいっ。僕は武士として死んだのではなく…労咳で死んだんですよ。情けないですよね~』
力なく座り込んだ土方に総司はなるべく明るく言った。
「んで…だよ」
震える土方を総司はただ不思議そうに眺めてる
『土方さん?』
いきなり起きあがると総司の胸倉目掛けて服を掴もうと土方が突っ込んできた……………………が。
スカッ…バタンッ…
総司は幽霊だった為土方は地面に突っ込んだ…
『ぷっ!!あはははははははは!!土方さんそこはシリアスな場面なんだから…もっと考えて下さいよ!!ぷくくくっひぃ~腹が痛い~』
あまりにも勢いが良かった為地面にのめり込んでいる土方を見てさらに爆笑する。
『くくく…土方…さん…。もう明け方何で…また夜に来ますね!あははは~』
のめり込んでいる土方にそう言い残して総司は消えた。
その後土方は生きている総司の笑い者になったのだった
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