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ブツブツ呟く土方の背後に近づく黒い影は土方の肩をトントンっと叩く。
「ん？」
振り向いても誰もいない。
気のせいかと思いまた仕事に取り組むとまたトントンっと肩を叩く。
「ん？」
今度こそと思い振り向くが…やはり誰もいない
「……」
サァーっと顔が青くなるのが自分でもわかる
「これって…」
クスクスクス
『ひ～じかたさ～ん♪』
誰もいない部屋から聞こえる総司の声
「出やがった!」
土方はとっさに構えるが総司の方が早かった
『恨めしやぁ～♪』
「ぎぃやぁぁぁぁ」
バタン…。
土方が構える前に懐に天井から顔だけだした結果がコレ。
土方は見事に泡を吹いて倒れている
『あれぇ～もう倒れちゃいました。だらしないですねぇ』
土方をつついてみるが反応なし
『そろそろみんな来ますよね』
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