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その場の全員が、直巳の書いたノートを食いいるように覗きこむ。
厳しいルールが、書き綴られてはいるが、いわゆるペナルティには、言及していない。
だが、誰も口には、しないが
わかっている。
ルールを破れば恐ろしいペナルティが待ち受けている。
死…
無言の中
真っ先に口を開いたのは、腕を組みノートを見ていた靖彦であった。
「答えられないならば、答えなくていい。一ついいか?」
靖彦のその問いに直巳は、無言でコクリと頷いた。
それを見て靖彦は、続ける。
「ルール7、つまり最後のルール。未来さんは、誰かは選べない…これは未来さんとやらは、数人いると言う事か?」
全員が、ハッとした顔をし直巳に顔を向けた。
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