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Side 大貴
なんとなく。
なんとなくだけど、
気づいてたんだ。
もう終わりかな、って。
「…今まで、ありがとう。」
「ううん、俺こそ。」
きっと、君の心には
もう俺じゃない誰かがいる。
…でもね。
自然と涙は溢れなかった。
それは、多分。
俺にも、
待ってくれてる人がいるからだよね。
「……お待たせ。」
空は泣いていた。
「帰ろう。」
気がつけば、
君が傘を傾けてくれる。
(ほんの少し、)
(鼻の先がツンとした。)
End。
自分でも、
よく分からないヾ(^∀^`)/
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