111人が本棚に入れています
本棚に追加
/122ページ
「ツナヨシ、ツナヨシ!」
よく見るとヒバードはクチバシに何か小さな箱のような物をくわえていた。
少ししてヒバードが俺の前まで来ると、羽を羽ばたかせて手を出すように促した。
「ヒバリカラ!」
ヒバードは俺の掌にその小さな箱を置き、そう言った。
「雲雀さんから…?」
「プレゼント!」
俺にそれだけ告げるとヒバードは並盛の校歌を歌いながら、先程雲雀さんが去って行った方へ羽ばたいて行った。
「…なんだろう?」
骸にせよ、雲雀さんにせよ、祝ってくれてプレゼントまでくれるなんて…
.
最初のコメントを投稿しよう!