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雲雀side
ふぅ…綱吉と骸が行ってから結構経ったからそろそろ帰ってくる頃合いかな?
…残念だね。もう少しこのままでいたかったのに。
そう思いながら僕は目を開き起き上がる。
「わっ、雲雀さん?…どうしました?」
「そろそろ彼等が帰ってくる頃合いだと思ってね。」
「そうですね。
…残念です」
「!」
ワォ、君のその言葉に僕は期待してもいいのかい?
そう思いながらツナをじっと見つめていたからかな?彼は焦ったような表情をし、おずおずと僕に尋ねてきた。
「あ…今の聞こえてました?」
「残念って言葉かい?」
そう尋ね返すとツナはみるみるうちに赤面していった。
…慌てながら真っ赤になって可愛いね。
こんな表情を見せられると、もっと好きになってしまうじゃないか。
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