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雲雀side
あのジュースを飲んでからなんだかふらつく。
綱吉の様子からしてアルコールでも入っていたのだろう。
視界の端で小動物達が群れていたがなぜか今はどうでもよかった。
そんなことより、アルコールをいれた本人を咬み殺したい気分だったが辺りを見渡してもいない。
…逃げられたな。
とか考えている内にアルコールが身体中にまわったらしく激しい眠気が訪れた。
「雲雀さん、大丈夫ですか?」
ツナが心配そうな顔をして僕に近づき聞いてきた。でもそれ以上に眠気がきつくて力を抜いた瞬間前に倒れこんでしまった。
…ん?痛みがない
そう思いとっさに閉じてしまった目を開くと…
ツナがいた。
…僕の下に。
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