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綱吉side
「…わかりましたから、顔を伏せていてください。」
…骸にそう言われ俺は黙って骸に背負われた状態で下を向いた。
下を向くと何故かマイナスな思考が次々と溢れてきた。
さっきの言葉を聞き、嫌われたか?という予感が脳裏を掠った。
いつも骸に対して冷たく当たってしまうし、俺はツナみたいに愛想も良くないからな…と、考え出したらなんだか悲しくなってきた。
でも、それなら骸が今みたいに俺に優しくしているのはおかしくないか?
アルコールのまわっている頭では、もう考えるのもめんどくなってきたから首を少し左右に振り考えるのをやめた
いつの間にか俺の家に付き、部屋まで骸に背負われてベッドに下ろされた。
しかしさっきから何故か身体がほてって熱い…
そう思い、俺は自分の服を脱ごうとした。
「!?ちょっ綱吉!何しようとしてるんですか!?」
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