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「え?綱吉…?」
自分でも信じられなかった。いつもはついつい強がってしまう俺がこんなにも感情を表に出していることが。
「俺は…っ 骸が…
好きなんだよ!
ウッ…だから…ヒック…嫌われたくないんだ…っ!」
「綱吉…」
多分、骸は戸惑っているんだろうな。
男の俺から好きとか言われても困るだけだろうし、第一骸は俺の事嫌いだから…
「綱吉、僕は…」
あぁ…きっと振られるんだろうな…
考えるをやめると一気に眠気が襲ってきた。
…どうせ振られるなら返事聞きたくないし…
「…僕は、綱吉の事」
そこで俺の意識は途切れた。
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