おやすみ… ※1827

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だんだん暖かくなってきた春 授業も終わり生徒達が帰宅する放課後に彼…雲雀恭弥は一人屋上に向かっていた。 (全く…草食動物の仲間に聞いたら屋上だとか言うし…) ―――――――――― 屋上に向かう前に雲雀は2-Aに行っていた。 そこで草食動物の仲間…山本武、獄寺隼人達が群れていたので咬み殺そうかと思ったが用事があったので我慢をし、草食動物の居場所を聞いていた。 ―――――――――― ガチャ… 屋上に足を踏み入れ最初に雲雀の目に入ったのは日向でスヤスヤと眠っている沢田綱吉だった。 (日向で丸まって寝てるなんて猫みたいだね…) そんな事を思いながら雲雀は綱吉の側に歩み寄った。 「こんな所で眠っていたら風邪ひくよ?」 雲雀は自分が肩に掛けていた学ランを綱吉に被せた。 「おやすみ…綱吉」と呟き一つキスを落とし微笑えんで。 end.
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