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「…ん?」
暫くして、ふと目が覚めると何故か俺は草原の上に寝転んでいた。
(此処は何処だろう?)
さっきまで俺は自分の部屋のベッドの上で寝ていたはず。
なのにどうしてこんなところに…?
(あ、もしかしたら夢かも。)
うん。夢なら、こんな場所で寝ていたって不思議じゃない。
…でも何故かこの場所に見覚えがあった。
(何処だったっけ…?)
暫く考えてるとある人物の顔が思い浮かんだ。
(あ…!骸の幻想世界に似ているんだ。)
俺がその答えにたどり着き一人で納得していると不意に後ろから声がした。
「だいたいは骸の幻想世界と同じようなところであっている」
「…え!?俺…?」
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