介入

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次に設定。 これはハルヒ用というよりは長門、古泉、朝比奈さん、キョン用だ。 この夢を楽しむなら彼らと秘密を共有する方が断絶面白い。 しかしハルヒの正体を一般市民なんかが知っている筈がないわけで。 だから長門、古泉、朝比奈さんと同様に涼宮ハルヒを環視するエージェントを名乗ることにしようと思う。 ハルヒが望んだのは宇宙人、未来人、超能力者、異世界人。 その内、宇宙人と未来と超能力の枠は使われてるから残りは異世界人だけか。 まあ、夢の中にいる俺もある意味では異世界人には変わりない。 俺はこことは異なる次元の世界に存在する評議会という組織に属するエージェント。 評議会の目的は涼宮ハルヒを観測し、彼女が暴走しないように時にはより良い方向で調整を加えること。 しかし涼宮ハルヒが北高入学直後に突如暴走、結果俺のいた世界は崩壊してしまう。 予想を上回るスピードで始まる崩壊に評議会は為す術もなく、エージェント達に任務の放棄を命令。   タイムマシーンの原理を応用した特殊装置により間一髪、評議会のほんの一握りの人間のみがこの次元に飛ぶことが出来た。 世界崩壊の原因は不明。 その原因を突き止めるべくこの世界でも涼宮ハルヒの観測を開始し、俺はその為に再びエージェントとして派遣されることが決定。 やはり崩壊した世界にも長門、古泉、朝比奈さんが存在しており共通の目的を持つ彼らとも時折情報を交換していた為、この世界でも接触する方が得策と判断した俺はその許可を上司からもらう。 それと同時に崩壊した世界にはキョンは存在しておらず、彼の存在がこの世界の涼宮ハルヒの暴走を食い止めているという仮説に基づいて観測の対象に加えることに。 それら両方を効率的に行うには涼宮ハルヒが結成したSOS団に入ること。 …見事な中二病設定だがこんなもんだろう。 むしろ夢の世界ならばこれぐらいがちょうどいいくらいだ。
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