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翌日の朝、再び司令部へとやってきたエドとアル。
「・・・・・・・どうしたんだ大佐のやつ。」
最初に目に入ったのは、机につきガリガリ仕事をする大佐の姿だった。
「あ、おはよう。エドワード君、アルフォンス君。」
「おはようございます。フェリー曹長。」
「なぁ・・・、大佐どうしたんだ?」
「大佐?ああ、実は昨日君たちが帰った時にね・・・。」
昨日の経緯を聞いた2人は感心した。
「へぇー。中尉ってなんかすごいですね。」
「なんつーか、大佐の補佐官っていうより単なる世話係って感じだな。」
「うるさいぞ鋼の。」
大佐はイライラしながら机をドンッ、とたたく。
「大佐もお静かに。」
「・・・・・。」
容赦ない中尉の言葉。
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