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「あら、エドワード君にアルフォンス君。」
廊下の奥の方から歩いてきたのはホークアイ中尉である。
「中尉。どっか出かけんの?」
「大佐のお使いでちょっとね。」
と、中尉は手に持っていた封筒を見せる。
「大佐ならいつもの部屋よ。」
「あ、はい。わかりました。」
「ありがとなー。」
中尉と別れ、再び歩きだすエドとアル。
「中尉がお使いに出されるなんて珍しいよね。」
「あぁ。そういえばそうだな。」
話ながら歩き、ちょうど廊下の曲がり角にさしかかった時、
「別にそうでもないぜ?」
その角から人が現れた。
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