ある日のこと

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「よっ。鋼の大将、アルフォンス。」 「ハボック小尉。」 「そうでもないって・・・、中尉ってそんなにこき使われてんの?」 「いや。どっちかっていうと、外で少しはゆっくりしてこいって思ってるだろうぜ。大佐は。」 「へぇー。大佐って部下思いなんですね。」 「あの人使いのあらい大佐が!?ないない。絶対ない。」 「兄さん・・・。」 素直に感心するアルと、思い切り否定するエド。 「どっちもハズレてはないと思うがな。中尉の場合は特別だ。」 「特別?」 「中尉は女性だから・・・とかですか?」 「んー。まぁ、行きゃあ分かるさ。」 と言って歩きだすハボック。 エドとアルもあわててついていく。 「ちょっ・・・行くってどこに!?」 「大佐のとこだよ。」
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