61人が本棚に入れています
本棚に追加
「ホントずっと…ごめんなさい…」
必死に頭を下げて謝る。
「…疲れたし…」
ボソッと一言…
『え……なんてストレートだょ…怖い』
「ホントにホントに…ごめんなさい。」
深々と頭を下げる私。
「……」
しーん…
『むっ無言…さらに怖い…』
…すでに乗客の降りた電車は、がらん…としていた。
しーん
…
「なんて…嘘でした。」
「え!」
笑いながら私を見る。
最初のコメントを投稿しよう!