普通な日常を歩みたい少年VSトラブルメーカー達

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 ん? ……そう言えば。 「つーか椿さん、寝てるのが解ってたならなんで起こさなかったんだ?」 「あ、ねぇねぇ悠貴、拓真は?」  都合が悪いからスルーかそうかそうか。ちなみに可燃物は屍になって、今頃蟻に食べられてると思いますよ。 「あぁ……あいつは今ごろ死んでる、だが後悔はしてない、彼は立派に戦死したから」  まぁでも、後で一応謝っておこうかな。ラリアット痛そうだったし。 「ふーん、そっか」  素っ気無い返事だなオイ。  つーか、俺の筆記用具あるジャマイカ。何故に椿さんがそれを抱き抱えてるのかな。  ……拓真のやつ、ちゃんと持って行ったのは有り難いが技術室とパソコン室を言い間違えるだなんて良い迷惑だ。  まぁそれは置いといて。この後の授業はなんと、パソコン使っての自由時間。椿と適当に話しながらパソコンをいじった。 筆記用具必要無いじゃん。泣けるね。  途中、椿がギャルゲだのエロゲだのを話題に盛り込みつつ、パソコンの画面に危険な単語やらおにゃのこの画像やら表示させていたのは、衝撃的だった。 .
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