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俺と彩…
俺と彩が付き合ったのは高1の始め頃。
俺が告白した。
「まぁ、顔も悪くないし付き合ってあげてもいいわ。」
彩はそう言った。
俺は人生初の告白した。
返事は…微妙だが、付き合えることが嬉しかった。
「直ちゃん!」
笑顔で俺の名前を呼んでくれるのがただ、嬉しかった。
でも彩は男にモテた。
ちやほやされていた。
俺はたまらなく嫌だった。
でも
「彩乃はそこら辺の俺には興味ないんだ。」
彩はいつもそう言っていた。
「そこら辺って…芸能人とか?」
一体どんな男なら気にいりのだろうか。
俺は気に入られたと思っていいのだろうか。
俺は幸せだった…
彩の側にいれる。
それだけで…
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