俺と彩【直人side】

2/7
前へ
/119ページ
次へ
俺と彩… 俺と彩が付き合ったのは高1の始め頃。 俺が告白した。 「まぁ、顔も悪くないし付き合ってあげてもいいわ。」 彩はそう言った。 俺は人生初の告白した。 返事は…微妙だが、付き合えることが嬉しかった。 「直ちゃん!」 笑顔で俺の名前を呼んでくれるのがただ、嬉しかった。 でも彩は男にモテた。 ちやほやされていた。 俺はたまらなく嫌だった。 でも 「彩乃はそこら辺の俺には興味ないんだ。」 彩はいつもそう言っていた。 「そこら辺って…芸能人とか?」 一体どんな男なら気にいりのだろうか。 俺は気に入られたと思っていいのだろうか。 俺は幸せだった… 彩の側にいれる。 それだけで…
/119ページ

最初のコメントを投稿しよう!

43人が本棚に入れています
本棚に追加